オーケストラとの共演

played with serious Orchestra for the first time in my life in beginning of 2020.

オペラとロックとブルースの共演、と言う、ちょっと普通では考えられない取り合わせのコンサートに出演しました。事の発端は私達が常日頃からお世話になっている、SUPALIVやTwendeeを開発している、TIMA JAPANの代表、犬房春彦博士の発案で生まれたコンサートだったのです。音楽と講演会で彼が取り組んできたアンチエイジングに関して知っていただこうと言う企画だったのです。

彼自身もオペラ歌手である犬房先生は彼と親交の深い山本恭司や近藤房之助らも巻き込みこの一大プロジェクトを現実のものとしたのでした。いやはや、その情熱たるや普通ではありません。その情熱かあったればこそ、考えられないような音楽が現実のものとなるのです。

とは言え、本番を迎えるまでに不安はありました。まず圧倒的に少ないリハーサルでどこまでの質が追求出来るのか、また、ゲネプロも無しに、これだけ複雑な進行がスムースに行くのか、などなど、本番になってもまだ不透明なものが多い状態でコンサートは始まりました。

結果的には大きな事故も無く、終えることが出来た訳ではありますが、薄氷を踏む思いではありました。
とは言え、兎にも角にもほんまもんのオーケストラです。しかも場所はザ・シンフォニーホールです。当初はエレアコでの参加を考えていましたが、決定したセレクションを見れば、エレキベースの方がより面白いと考えるようになり、5弦ベースを投入しました。ゲインが2で、マスターボリュームが1.5ぐらいかな。それぐらいで、2本あるコントラバスとのバランスもいいようでした。

恭司さんのオリジナルからホルストのジュピター、果ては房さんのブルースに至るまで、こんなゴージャスな感覚はないだろうと言うほど贅沢な音にとことん浸らせていただきました。

来年も再演する話が持ち上がっています。
次回は皆さんも是非一緒に体験しませんか?