なにわブルースフェスティバル 2019 無事終了

Thanx for the full house on both days and we really had a great time.

両日とも、Sold Outで立ち見も数多く来ていただき、誠にありがとうございました。
今年で4回目を迎えた なにわブルースフェスティバル、初めて当日を迎える前に完売いたしました。徐々にではありますが、イベントが定着して来たのではと少し嬉しく思っています。

今年のフェスは、特に初日は7月に発売された、石やんこと石田長生のメモリアルアルバムに参加したミュージシャンを中心に構成しました。こう言う企画もののオムニバスアルバムって気持ちは分かるけど、みたいな仕上がりになったりもするものですが、実に聴き応えのある素晴らしい作品になっています。二枚組と言うボリュームも気になる事なくするっと聴き終えてしまうほど魅力的なトラックの連続なんです。そんなレコーディングでの思い出話に花を咲かせつつも初日が無事終了しました。

今回この二日目に個人的に密かな楽しみがありました。永井隆、山岸潤史、松本照夫、小堀正と言う、ほとんどWest Road Blues Bandのリユニオンセッションが予定されていたのでした。封印されてどれだけの年月が流れたのでしょう?70年代のシーンを代表するこのバンドが、今どんな音を奏でるのだろうととても楽しみにしていました。ところが直前になって、家業を継がれて多忙を極めている小堀さんが出演出来ない事になってしまいました。と言うわけで自分がピンチヒッターで弾かせてもらう事になりました。オリジナルメンバーでの演奏が聴けなくなった事はとても残念でしたが、オリジナルメンバーの中に自分が入り込めると言う特別な時間をいただけた事は本当にありがたいと思っています。

1曲目のTrampが始まった瞬間に封印されていたWest Roadが解き放たれて空間を満たしていくのが手に取るように分かりました。あたかもタイムマシンのように時空を超えて色んな感覚が蘇って来ました。音はどんどん研ぎ澄まされて力や重力から解放されていくような不思議な感覚になりました。


(C) Junpei Kosaka

来年は9/12, 13を予定しています。
みなさん、今からメモしといてくださいね。